山本 昌邦
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◎演 題
■ 【心をつかむ人材育成術】
人材育成において最も重要で不可欠なのが、『人のこころを育てる力』です。
育成というのは人の心をどれだけ掴むのか、つまりそれが人の心を育てるということにおいて重要なポイントだと思います。人のこころを育て強い個を育成し、強い組織を作り上げていくということ、
これこそが人材育成の本質ではないでしょうか。
強烈な個性とプライドを持った日本代表選手たちの無限な可能性を引き出し、組織の中で最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作り上げてきた
背景をじっくりとお伝えします。
■ 【リーダーの条件】~次世代の指揮者たちへ~
選手を指導する際に常に心がけていることは、選手自身に問題を考えさせ、解決法を探らせることで‥気づき‥を促すことです。
選手自らが問題を消化し、無限の選択肢の中からより良いプロセスを選択していく判断力・問題解決能力を養成していくことが大切なのです。
リーダーは自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、選手に‥気づき‥を与えること、つまり「教え上手」であると同時に「聞き上手」である必要があります。
対話と気づきの繰り返し、これがリーダーに必要な資質と言えます。
このように経営者・リーダーは個人に結果を追い求めるのではなく、一流になるための思考法、プロセスを浸透させ、モチベーションの維持をするための
環境づくりに尽力していくことがたいせつでしょう。
■ 【一流選手から学ぶ目標達成へのプロセス】
どのような分野においても一流になるには、常に高い目標意識をもち、目標に向けた並々ならぬ努力を継続していくことが不可欠です。
これまでの指導経験で出会った数々の一流選手たちがどのような姿勢を心がけ、気持ちを維持してきたのかなど、目標達成へのプロセス、思考法をお話します。
山本が間近で指導をしてきた中田英寿氏、中山雅史氏、川口能活氏など、サッカー界の一流選手たちのエピソードを交えながら、選手としてビジネスマンとして
飛躍していくためのヒントをお伝えします。
■ 【子どもを伸ばす極意】
サッカーで子供たちを指導する際に必ず言うことは「失敗を恐れないでチャレンジしなさい」ということです。
「結果で判断するのではなく、過程のパフォーマンスに子どもの成長の本質を見出す」という姿勢こそが子供の生きる力を伸ばしていくためには大切な心構えだと思います。
そして少しの成長でも「ほめて」あげることで長所を伸ばしてあげることです。
人生好きなことや得意なことの先にチャンスがあったりするものです。
子どもは認めてほしいという気持ちが強く、否定的なことはほとんど受け入れません。
いかにして子どもの生きる力を伸ばしていくかを教師の方々、保護者の方々と一緒に考えていきたいと
◎経 歴
現役時代には、ディフェンダーとしてユース代表、ユニバーシアード代表、日本代表とそれぞれの世代で、日本代表選手として活躍。
1987年に、惜しまれながら現役を引退。
その後指導者としての道を歩み、ジュビロ磐田での監督・コーチ、日本代表コーチとしてフィリップ・トルシエ氏やジーコ氏を支え、2004年のアテネ五輪では日本代表監督を務める。
数々の日本代表選手を育成・指導し、国際大会での豊富な実績と経験は日本人指導者としては特筆すべき存在であり、指導者としての揺るぎない地位を確立した。
◎山本 昌邦の著書
『セットプレーの戦術と戦略』(日本スポーツ企画出版社)
『山本昌邦備忘録』(講談社)
『日本サッカーワールドカップで勝つ日』 (国士舘大学体育スポーツ科学学会)
『勝って泣く』(文芸春秋)
『山本昌邦指南録』 (講談社)
『道標 日本サッカーへの提言』(ランダムハウス講談社)
『世界基準サッカーの戦術と技術~成功を導くノウハウが満載! 決定版テクニカルレポート~』(新星出版社)
『勝つ組織』(角川ONEテーマ21)
『深読みサッカー論』(日本経済新聞出版社)
『敗戦から未来へ ブラジルW杯テクニカルレポート』(宝島社)
『サッカー教養講座』(日本経済新聞出版社)
『サッカー日本代表w杯で勝つための監督論』(ベースボールマガジン社)
※ランクB(A50万円まで、B100万円まで、C101万円以上、Dご相談、交通費滞在費等別)