安部修仁
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◎演 題
・「吉野家の事業承継 ~後継者に求められるもの~」
・「吉野家V字回復の軌跡 ~同じ方向を共有する組織づくり~」
・ ミスター牛丼が語る 「組織をまとめるリーダーシップとコミュニケーション」
・「ミスター牛丼の人生と仕事観」
・「人を大切にする」吉野家の人材育成
・「うまい、はやい、やすい」から「うまい、やすい、ごゆっくり」へ
~時代の変化に対応する吉野家の価値設計~
<講演概要>
私は福岡で生まれ、ミージシャンを目指し上京いたしました。当時時給の一番
高い吉野家でアルバイトをしながら、夢を追い求めましたが、残念ながらミュージ
シャンの夢は挫折しました。一方で、吉野家のアルバイトの中でおやじ
(実質的創業者松田瑞穂)と出会い、惚れ、私の吉野家人生が始まりました。
吉野家の原点(早い・うまい)が、どのように生まれ、順調に成長していた吉野家
が、なぜ倒産したのか。なぜ早く再建できたのか。その後上場し、大企業病に
かかり、組織が硬直していった状態を、どのように打破していったのか。
また、BSE問題が勃発した際に、なぜ牛丼を販売休止したのか。どのように組織を
動かし乗り越えていったのか。そして、次のリーダーをどのように育成し、経営継承を
していったのか。これまでの、吉野家挑戦と克服の歴史の中で、私が学んだこと
を話させていただきます。
また、コロナ禍での外食経営者へのメッセージにも若干触れさせていただきます。
少しでもみなさんの役に立てることがあれば、幸いです。
◎経 歴
1949年福岡県出身。高校卒業後、 プロのミュージシャンを目指して上京、
バンドの傍ら、吉野家のアルバイトとしてキャリアをスタート。アルバイトから
トップに上り詰めた叩き上げの経営者として知られる。
1980年吉野家の再建を主導、92年に42歳の若さで社長に就任。在職中
は牛丼価格280円への挑戦・BSE問題・牛丼業界価格競争等、強いリーダー
シップで勝ち抜き、元祖牛丼店「吉野家の灯り」を守り続けた。
2014年5月に吉野家ホールディングスの代表取締役を退任。若い後進に
道を譲る。退任後は会長として、若い世代に自身の経験を伝えるため、精力的
に活動。2016年9月、日本経済新聞の名物コラム「私の履歴書」に1ケ月間掲載。
現在は、企業再建・承継コンサルタント協同組合特別顧問や新潟食料農業
大学客員教授等の活動を通じて地域に貢献している。
主な著書として『大逆転する仕事術』(プレジデント社)『吉野家~もっと挑戦しろ!
もっと恥をかけ!』(廣済堂出版) 『吉野家で経済入門』(日本経済新聞出版社)
『逆境の経営学』(日経BP社) 等がある。
◎安部修仁の著書
※その他(A50万円まで、B100万円まで、C101万円以上、Dご相談、交通費滞在費等別)