この7月から、レジ袋の有料化が始まりました
概ね 前向きに捉えられているようですね。ちょっと安心しました。
以前は、エコバックを持参すれば 特典が受けられるお店が多かったので、この有料化が始まると、一気に特典はなしとなります。エコバックはもはや慣れている組とはいえ 少しだけ損したような気もします。
『実践したら意識高い人』から『やって当たり前」になったという事でしょうか
それでも「レジ袋を使わない暮らし」には、個人的に特別な想いがあります。 以前、ニュース制作に関わっていた頃、新人だった私のはじめての特集は『レジ袋そんなに必要ですか?』でした。もう27年も前の事になります。
立ちレポから始まったこの5分余りの自分枠。リードは『スーパーでいつももらうこの袋 皆さんのお家にには たくさん余っていませんか?」という呼びかけでした。 当時は、一人暮らしを始めて半年。それほど買い物をしていないつもりなのに、この袋が山盛り余って、持て余しているというのが原点でした。 放送が終わって、反省会まで ドキドキが止まりませんでした。 先輩アナは、『余っていませんか?」は、もうちょっといい表現にすればと、やや辛口。でも、一番怖かった報道局長には、はじめて自分の仕事を褒められました。「誰も 扱っていなかった事 ゼロから企画を思いついた事が素晴らしいと」そのほか、いろいろ指摘もされましたが、もうそんな事は憶えていないほど達成感がいっぱいだったことを覚えています
そう、20年前は誰もレジ袋の無駄は気にも止めないでいられた時代だったのです懐かしいですね
子供の頃、近所にお豆腐を買いに行く時は、必ずボウルを持っていきました。いつも おばちゃんが水槽から豆腐をすくいだして、豆腐の上には最後にほこり除けの薄紙を載せてくれました。それがいつの間にか 豆腐はパックに詰められて売られるようになりました。
お料理好きな伯母は今も『冷奴は、一度必ずお鍋でお豆腐を煮てから、冷まして食べるもの』と言います。ボウルにお豆腐を入れて買ってきていた当時の名残りなのでしょうね。それにしても、暑い夏には手間がかかります『冷奴」は、切ってそのまんま出す 御馳走なのです。
エコバック愛用者にとっては、エコバックは、お洒落の一つ。海外に旅行をした時に必ず探すものの一つです。大事にしているのは、フランスのお土産のエコバッグ(水色)薄くて、軽くて丈夫で、お洒落。国産のものもやっとこの品質に追いついてきました。
今の愛用は『真珠の耳飾りの少女」が描かれたバッグです今までこれを持っていて、『素敵ね!』結構色々な人に声をかけられました。今どきの自分らしさをアピールする小物は「マスク」と「エコバッグ」でしょうどれだけ服装に溶け込んで、どれだけセンスを発揮するか『映え」は楽しいですね
忘れたら面倒、ゴミを捨てる時に便利だった いろんな声も聞きますが、今の時代は「不便を楽しむ」「すっきり暮らす」事が一番お洒落だと思います。
お豆腐は必ず煮てから 冷やして出す 伯母は、80代をむかえて今もセンス抜群ですあんな風になりたいな 私の目標です
ハイブランドよりもマイブランド 素敵に生きたいですね