2024年10月24日
10月の初めに友人の山に栗拾いに行って来ました。
奈良の橿原まで車で行きましたが、緊急事態宣言が解除されたことも
交通量も増えてきているようです。
そろそろ栗が落ちてきている時期と思って行ってみたのですが、
少し早かったようで、栗の実が割れているのは少なくまだ緑色の
状態でした。
割れそうな栗を木から落とし、割って栗の実を出すことにしました。
これがまた厄介な作業です。手で割ると栗のイガが刺さり危ないので
両足でイガを挟み引っ張って栗を割り実を取り出します。
まだ若く白い状態でしたが沢山取れました。
ここから虫が入っているか選別します。 虫食いの栗は空気が入っており、水に
入れると浮くため処分します。中に虫がおり、身を食べて空洞ができている証拠
です。しかし、穴が空いていなくても虫が居る可能性があり、穴が空いていない
ものを選別するのは難しいです。
虫食いの栗は、処理すれば食べることが可能です。 基本的な処理方法としては
鍋に水と栗を入れて、半日程度 おき、その後 日陰で乾燥させます。
万が一虫がいた場合、水に入れた段階で絶命します。もっと確実な方法は、
熱湯を使う方法が有効です。80度のお湯に栗を入れ、2分程度温めます。温めた
ら新聞紙のうえに広げて、日陰で干して乾かしましょう。卵も成虫も同時に処理
できます。
まだ白い栗も時間が経てば段々茶色くなってきます。栗は、取ってから冷蔵し
ておくと段々と甘みが増していき、1ヶ月後ぐらいが食べ頃だそうです。冷凍保
存すると6ヶ月ぐらい保つそうなので、ゆっくり味わっていきたいと思います。